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    <title>The pianist, Kiyotaka IZUMI</title>
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    <updated>2012-01-23T07:19:03Z</updated>
    <subtitle>The pianist, Kiyotaka IZUMI</subtitle>
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    <title>1月13日　バッハの芸術</title>
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    <published>2012-01-23T07:05:06Z</published>
    <updated>2012-01-23T07:19:03Z</updated>
    <summary>　昨年も日記のご愛読、どうも有難うございました。本年もどうぞよろしくお願い致しま...</summary>
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        <![CDATA[　昨年も日記のご愛読、どうも有難うございました。本年もどうぞよろしくお願い致します。
また、今年一年が皆様にとって幸多き年になる事を願っております。<br />
<br />
　今年最初の演奏会です。昨年6月に続いて2回目の公演となった「バッハの芸術」は、
バッハの音楽と絵画を組み合わせたユニークな演奏会です。今回も画家のブルッケ氏との共演となりました。
僕の方は前回から演奏曲目を少し変えて、ピアノ用編曲をメインに組み立ててみました。
ブルッケ氏の絵画の裏には、エベレスト山の登山に挑戦した登山家ジョージ・マロリーと
アンドリュー・アーヴィンの物語が込められていて、その雰囲気に合う選曲をしました。
場所は僕が教えているアカデミーのあるヴィレブルックの市民会館で、
アカデミーからは歩いて3分の所にあります。この日来場して下さった方々は皆熱心な聴き手で、
演奏中は物音ひとつしない静寂に包まれていました。<br />
<br />
　個人的な話になりますが、最近車の仮免許証を取りました。
実はこの冬休みは休日返上でピアノの練習と自動車の教習場へ通ったのです。
演奏会の前日に車が届き（中古の車です）、この日は初めて自分一人での運転となりました。
初めての運転が演奏会場への移動で、ある意味とてもスリリングな一日となりましたが、
道に迷う事もなく、事故も起こさずに無事に会場へ到着、着いた時は全身の力が抜けました。。。。
今後も安全運転を心掛けます。<br />
<br />
<br />
<br clear="all">
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    <title>11月27日 ヒンゲネにてヴァイオリン‐チェロ‐ピアノ演奏会</title>
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    <published>2011-11-27T08:28:18Z</published>
    <updated>2011-12-05T08:46:56Z</updated>
    <summary>　ヒンゲネにあるウルセル城にて演奏会が行われました。僕がここで演奏するのは3回目...</summary>
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        <![CDATA[　ヒンゲネにあるウルセル城にて演奏会が行われました。僕がここで演奏するのは3回目になります。今回はヴァイオリニストのローソン氏、チェリストのコーエン氏と共演しました。
<br /><br />
　今年の末にベルギー人作曲家デュルレの新しいＣＤ録音の企画があり、僕はそのピアノ演奏を依頼されました。録音される予定なのは、いくつかのピアノ曲、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ（これらは世界初録音）、そしてチェロとピアノのための曲です。今回の演奏会はその録音を前にした記念演奏会だったのです。僕等にとってはこれらの曲を試す絶好の機会となりました。最初に僕のピアノ演奏、次にヴァイオリンとチェロのデュオ、そしてチェロとピアノ、最後にヴァイオリンとピアノ。可能な全ての組み合わせで演奏しました。3人一緒での演奏がなかったので、アンコール曲としてメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲を演奏しました。
<br /><br />
 <br /><br />

　ローソン氏はベルギーのほか、ポルトガルやアメリカで活躍し、コーエン氏はロンドンを拠点に活躍中です。彼らは、僕が今まで共演した演奏家達の中では間違いなく最高のレベルでした。今回彼らから多くの事を学ばせてもらい、感謝しています。
<br /><br />
 <br /><br />

　この日は忙しく、演奏会の直後にそのままチェリストとのＣＤ録音を済ませました。僕は演奏会で全てを出し尽くしてしまっていたので、とても疲れていましたが、エネルギッシュなコーエン氏に引っ張ってもらい何とか無事に終える事が出来ました。
<br /><br />
来週はピアノ曲の録音、その1週間後にヴァイオリンとの録音になります。
<br /><br />

<br clear="all" />

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    <title>11月13日 ブリュッセルにてピアノ・デュオ演奏会</title>
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    <published>2011-11-13T08:21:49Z</published>
    <updated>2011-12-05T08:37:57Z</updated>
    <summary>　ブリュッセルの日本大使館付近にあるアトリエにて演奏会が行われました。ここでは2...</summary>
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        <![CDATA[　ブリュッセルの日本大使館付近にあるアトリエにて演奏会が行われました。ここでは2年程前にも一度演奏させて頂きましたが、このアトリエを所有していた画家は今年の夏に100歳を超える高齢でお亡くなりになったそうです。この場所を愛する人々の希望と努力により、アトリエは町の文化財に指定され、今後もずっと存続する事になりました。演奏会もずっと続けられていくそうです。
<br /><br /><br />
　ピアノが置かれているこのアトリエにはその画家が描いた絵が所狭しと並び、芸術的な空間と言えるでしょう。このような所で演奏出来るのはとても光栄な事だと思います。今回はロマン派の作曲家リストとラフマニノフの連弾曲を演奏しました。
<br /><br />

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    <title>10月16日 ロンドンにて演奏会</title>
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    <published>2011-10-16T06:32:41Z</published>
    <updated>2011-10-20T06:52:46Z</updated>
    <summary>　一日空けて、この日はイギリスに行ってきました。 イギリスはベルギーからでも遠い...</summary>
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        <![CDATA[　一日空けて、この日はイギリスに行ってきました。
イギリスはベルギーからでも遠い印象がありましたが、実は電車での日帰りが可能です。
というわけで、朝一番の国際列車「ユーロスター」に乗り、夜は終電で帰宅しました。
ブリュッセルから電車に乗り、降りると海を越えたイギリスにいるというのは、とても不思議な感覚です。
世の中の技術の進歩には驚かされるばかりです。
<br /><br />
　演奏会はロンドンにあるノルウェー教会で行われました。
この教会もとても家庭的でしたが、さすがはイギリスの首都ロンドンです。
教会お抱えの料理人がいて、この日は 4 歳児の記念日（ノルウェーの国民的行事だそうです）に当たっていたそうで、
朝のミサの後にご馳走が振舞われました。僕等もまぎれてこのご馳走を頂きました。
ただし、この昼食が長引いたお陰で、ほとんどリハーサルが出来ずに演奏会となったのですが。。。。。
<br /><br />
　 3 日間の演奏会の中ではこの日が一番充実した演奏が出来たように思います。
演奏会終了後には電車に乗るためにすぐにこの教会を出発しなければならず、
すこし慌しい一日となりましたが、電車には間に合い、無事にベルギーに戻りました。
次回はゆったりと 1 泊して、ロンドン観光もしてみたいと思います。
<br /><br />
<br clear="all" />
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    <title>10月14日 ロッテルダムにて演奏会</title>
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    <published>2011-10-14T06:30:30Z</published>
    <updated>2011-10-20T06:35:08Z</updated>
    <summary>　翌日はアントワープから国際列車に乗り、オランダの第 2 の都市と言われるロッテ...</summary>
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        <![CDATA[　翌日はアントワープから国際列車に乗り、オランダの第 2 の都市と言われるロッテルダムへ行ってきました。
この街は第二次世界大戦で丸ごと破壊されてしまったために、全ての建物が新しく非常に近代的です。
演奏会が行われたのは、この近代都市のど真ん中にあるノルウェー教会で、ここだけ全く違う雰囲気を醸し出しています。
家庭的な木造立てのこの教会は、見ているだけで違う時代にいるような錯覚を覚えます。
それがロッテルダムのような近代都市の中であれば尚更です。
ノルウェー教会の特徴として、教会が 2 つに分かれている事が挙げられます。
１つはお祈り、ミサなどを行う空間で、そこを出ると隣にはくつろぎの空間ともいえる、非常に家庭的なリビングがあります。
そこには暖房がしっかりと効いていて、来た人がゆっくりとくつろげるようになっています。
ニールセン氏曰く、「自分が幼少時代を過ごした家の雰囲気がそのままここにある」そうです。
その他に台所もあり、暖かい料理も出されるそうです。
オランダに住むノルウェー人達にとってはこの場所が憩い、そして集いの場所になっているようです。
教会というよりは、「ノルウェーの家」と呼んだ方が相応しいのかもしれません。

<br /><br />
<br clear="all" />
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    <title>10月13日 アールツェラールにて演奏会</title>
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    <published>2011-10-13T06:27:46Z</published>
    <updated>2011-10-20T06:48:35Z</updated>
    <summary>　今回の演奏会はノルウェー人ヴァイオリニストのニールセン氏との共演となりました。...</summary>
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        <![CDATA[　今回の演奏会はノルウェー人ヴァイオリニストのニールセン氏との共演となりました。
ニールセン氏はアントワープ王立音楽院でヴァイオリンを教えている方で、
僕の仕事場の同僚（先輩）という事になります。昨年一度共演したのがきっかけで、
この日の演奏会となりましたが、このデュオは今後も出来る限り長く続けられればと思っています。
<br /><br />
　演奏会があったのはアールツェラールという街の中心部に建つ教会で、
アントワープからはそれ程遠くない所にあります。
以前この街の音楽アカデミーで教えていた時期があり、その時は毎回自転車で 45 分かけて通っていたのを思い出します。
<br /><br />
　この演奏会にはテーマがあり、それはベートーヴェンのクロイツェル・ソナタが中心となります。
後にこの曲に霊感を得て「クロイツェル・ソナタ」を書いたロシアの作家トルストイの近所に住んでいた作曲家、タニエフ。
タニエフとトルストイ夫妻の間にはこの「クロイツェル・ソナタ」さながらの愛憎物語も存在していたようです。
そして、弦楽四重奏曲「クロイツェル・ソナタ」を書いた、チェコの作曲家ヤナーチェク。
この日はこの三人の作曲家のヴァイオリンとピアノの為のソナタを演奏しました。
<br /><br />
　教会はどこも響きが良いので、演奏しやすい場所と言えます。
この日も豊かな音響に助けられ、気持ちよく演奏する事が出来ました。
アンコールにはノルウェー人作曲家であるグリーグの曲を演奏しました。
この日から 3 日続けて教会で弾く事になります。 
<br /><br />
<br clear="all" />
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    <title>6月30日 バッハの芸術</title>
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    <published>2011-07-19T07:04:06Z</published>
    <updated>2011-07-22T05:57:30Z</updated>
    <summary>　ベルギー人の新鋭画家、ブルッケ氏と共演する幸運に恵まれました。彼にとって、バッ...</summary>
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        <![CDATA[　ベルギー人の新鋭画家、ブルッケ氏と共演する幸運に恵まれました。彼にとって、バッハの音楽は「山」であり、そのバッハの音楽と自分の描いた山の絵を組み合わせるという独自の発想から、今回の企画が生まれました。
<br /><br />
これは僕にとっても記念すべき演奏会となりました。初めて演奏会にてバッハの作品を演奏したのです。今まではロマン派の作曲家を中心とした演奏会が多かったので、今回はとても新鮮な気持ちで望みました。バッハのオリジナルの曲に、リストやブゾーニの編曲作品も加え、そこにブルッケ氏の描いた絵画やスケッチを組み合わせ、更にエベレスト山の登山に挑戦した歴史的登山家ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンの物語も加わり、非常に重厚で壮大な演奏会となりました。
<br /><br />
　場所はモルツェルという街で、 3 年前にはグリーグの抒情小曲集と小説「人形の家」を組み合わせた演奏会をやった所でもあります。ここでは独創的な演奏会が多く行われています。会場は元々は要塞で、その中にある広場を演奏会用にアレンジしたもので、厳密に言えば屋外という事になりますが、高い壁に挟まれていて演奏会用ホールに負けない素晴らしい音響効果を生み出しています。ここでは夏にオペラの公演も行われた事もあるそうです。壁のせいで日の光が入らないので、かなり冷えましたが、 200 人を超えるお客様に聴いて頂く事ができ、とても嬉しく思います。
<br /><br />
<br clear="all" />
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<br clear="all" />]]>
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    <title>3月11日 アントワープにてピアノ・リサイタル／3月13日 フォールスホーテンにてピアノ・リサイタル</title>
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    <published>2011-04-04T05:10:32Z</published>
    <updated>2011-04-07T05:31:32Z</updated>
    <summary> この度の大震災で被災した方々、そしてそのご家族の皆様、心よりお悔やみを申し上げ...</summary>
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        <![CDATA[<div class="quote2">
この度の大震災で被災した方々、そしてそのご家族の皆様、心よりお悔やみを申し上げます。 <br />
遠い地にいますが、同じ日本人として心は皆様と一緒におります。<br />
そして今、世界中の人が皆様を応援しています。皆で一丸となりこの苦境を乗り切れるように祈っております。<br />
</div>
<br />
<br />

<h4 class="contentsindex">3月11日 金曜日 アントワープにてピアノ・リサイタル</h4>

　前日の夜遅くに一本の電話が入りました。それは、ある演奏会の主催者からで、翌日に演奏する予定だった
演奏家からキャンセルが入り、代行が見つからずに困っていると。
その翌朝、僕はそのホールにいました。僕はこの週の日曜日に演奏会の予定があり、
そのために偶然にも代行の準備は出来ていたのです。
それでも前日に連絡をもらって翌日に弾く、という事は生まれて初めてでしたが。<br />
<br />
　このホールでは過去に何度も演奏していたので、落ち着いて問題なく弾く事が出来ました。
木管五重奏団を期待していたお客さんは、舞台に上がる僕を見て、少し驚いたようではありました。
それでも、ピアノ演奏を十分に堪能して下さったようで、主催者からも感謝と感激のお言葉をたくさん頂きました。
唯一の問題は、前日にジムで筋力トレーニングのフルメニューをこなし、この日は全身筋肉痛だった事でしょうか。
翌日に演奏する事を知っていれば、このような愚かな事はしなかったのですが。。。
でも演奏には特に影響はありませんでした。<br />
<br />
<br />

<h4 class="contentsindex">3月13日 日曜日 フォールスホーテン（オランダ）にてピアノ・リサイタル</h4>

　その2日後にオランダでの演奏会です。<br />
これは一年前から依頼を頂いていて、この日に向けてしっかり準備を進めてきました。
オランダの有名な街、デン・ハーグの郊外にある、このフォールスホーテンで演奏するのは 2回目になります。
のどかな田園風景が魅力の、この小さな街の老人ホームでは、毎月演奏会が催されています。
もちろんお客さんの半分以上は外部から聴きに来る方々で、ホールにはスタインウェイのピアノが置かれています。<br />
<br />
　この日はグリーグ、リスト、チャイコフスキーの作品を演奏しました。演奏終了後には主催者からインタビューを受け、
1人のご婦人から日本へのお見舞いのお言葉を頂きました。この会場に来た全ての人が日本で起きた大惨事を知っていたのです。
この場を借りて、このご婦人のお言葉を皆様にお伝えします。<br />
<i>「今回の惨事に我々も心を痛めています。全世界の人々が同じ事を感じているはずです。
我々もこの苦難を日本の皆さんと共に分かち合います」</i><br />
<br />
<br />
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<br clear="all" />
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    <title>2月13日 ヴィレブルックにてピアノ・リサイタル</title>
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    <published>2011-02-21T10:13:29Z</published>
    <updated>2011-02-21T10:16:32Z</updated>
    <summary>　ヴィレブルック音楽アカデミーのコンサート・ホールで演奏会が行われました。昨年は...</summary>
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        <![CDATA[　ヴィレブルック音楽アカデミーのコンサート・ホールで演奏会が行われました。昨年はショパンの生誕 200 周年を記念した演奏会をやりましたが、今年はリストの生誕 200 周年です。そこで、今回は「リストとその仲間達」というテーマで、リストの作品と、彼と交友関係の会った作曲家達の作品を演奏しました。リストは、他の作曲家との交友関係の広い事で知られています。今回僕が演奏したのは、彼の親しい友人であるショパンやシューマン、グリーグなどですが、前回のメールで書いた通り、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」も演奏したかったので、リストとチャイコフスキーが手紙の交換をしていた事実を基に、チャイコフスキーもプログラムに組み込みました。時間の関係でこれは 2 曲にとどめましたが。
<br /><br />
　このホールで僕は毎週教えているので、自分の庭のような感じで特別な気負いもなく、冷静に楽しく演奏する事が出来ました。一般のお客さんに混ざって、多くの生徒も聴きに来てくれて、皆に支えられているような気持ちになりました。プロ野球やサッカーで言うところの「本拠地」という感覚でしょうか。嬉しい限りです。これらの人達を今後も大切にしていきたいと思います。
<br /><br />
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    <title>1月6日 ヴォルゴグラードにて公開講座、及びミニ・リサイタル</title>
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    <published>2011-01-17T03:30:18Z</published>
    <updated>2011-01-19T07:42:41Z</updated>
    <summary>　新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。また、...</summary>
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        <![CDATA[　新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。また、今年一年が皆様にとって実り多き一年になる事を願っております。
<br /><br />
　さて、前回の日記を書いて間もなくベルギーを発ち、ロシアへ向かいました。ベルギーの空港では全て通常通りに運航し、まずは経由地であるロシアの首都、モスクワへ。モスクワで 2 時間の待ち時間を経て、別の便でヴォルゴグラードへ飛ぶ予定でした。モスクワ空港では既に路上の凍結があり、航空機も部分的に凍結しているという事で、ここで予定が少し狂います。その凍結した部分を溶かすのに時間がかかるようで、空港はかなり混乱していました。搭乗口に行ってみると、案内板に全く違う便の案内が掲載され、係員に尋ねると答えは「よくわからないので、しばらくお待ち下さい」との事。ところが、その数分後には「ヴォルゴグラード行き、搭乗終了」とあり、大慌てです。まだ乗っていないのに離陸されては困ります。しかし周りには、同じくヴォルゴグラード行きの便に乗る人が大勢待っていて、実際には 1 人もまだ乗っていなかったのです。案内板の故障でした。
<br /><br />
　予定よりも一時間程遅れて（その時すでに夜の 10 時）、ようやく搭乗開始です。ここからが更に長い話になります。飛行機に乗ったのは良いのですが、この飛行機はまだ凍ったまま（どこが凍結しているのかはわかりませんでした）という事で、まずはそれを溶かす作業から。溶かすのも順番待ちという事で、しばらく飛行機の中で待つ事に。 1 時間経っても何も変化はなく、スチュワーデスが飲み物のサービスを始めます。更に１時間経ち、今度は機内食が配られます。離陸前に空港で機内食を食べるのは初めてでした。おいしい食事の後、少し眠くなり 30 分ほど眠りました。目が覚めた頃にようやく溶解が完了し、離陸です。ヴォルゴグラードに着いたのは、夜中 3 時を過ぎた頃でした。
<br /><br />
　その翌日から 2 日間モスクワ空港は閉鎖状態になります。雪がひどく滑走路も完全凍結で、飛行機は全く飛べない状況になってしまい、 2000 人を超える人達が空港での寝泊りを余儀なくされました。それをテレビのニュースで見ながら、僕はとても運が良かったのだと知りました。
<br /><br />
<br /><br />
　今度は公開講座の話になります。ヴォルゴグラードはモスクワの南（ 1000 キロ近く）に位置し、観光客はほとんど来ない商業都市です。第 2 次世界大戦の際は、モスクワを占領し更に南下してきたドイツ軍をこの街でようやく止めたという事で、歴史的に意味のある街だそうです。それでも街のほとんどの建物は破壊され、古い建物は残っていません。写真は街の中心地に立つ劇場とヴォルゴ川です。この川は非常に大きな川で、ロシアの中では重要な川です。公開講座はこの街中にある音楽学校で行われました。この学校は定期的に公開講座を企画し、学内演奏会なども頻繁に行われる非常に活気のある学校です。数日後にピアノ・デュオのコンクールがあり、この学校からも生徒が参加するという事で、その準備も兼ねて公開講座が企画されたのです。会場は聴講者で満員になり、僕は非常に緊張していました。今までは公開講座を受ける側でしたが、今回初めて僕自身が教える側になり、しかも 100 人近くの人が見ている前で教えるので、普段とは全く違う状況です。更に僕の音楽観がロシア人に受け入れられるのかという不安もありました。それでも講座が始まると、音楽に集中できたせいか聴衆は気にならなくなり、あっという間に時間は過ぎていきます。生徒達は非常に真面目で、僕の言う事を一所懸命に実践しようとします。僕にも（ベルギーに）彼らのような生徒がいたらさぞかし教え甲斐があるのに、などと密かに思ってしまいました。
<br /><br />
　レッスンの後は、通訳を務めてくれたチェルノヴァ女史と 2 台ピアノの演奏をし、好評のうちに終える事ができました。演奏の後、この日教えた生徒の教師達から多くの感謝の言葉を頂き、言葉は通じなくても音楽は通じる事を再確認できました。
<br /><br />
　その数日後にコンクールがあり、僕が教えた生徒達がそれぞれ違うカテゴリーで 1 位と 2 位を取った事を聞き、嬉しく思いました。今度はベルギーで僕の生徒を鍛えます。
<br /><br />
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    <title>12月19日　メイセにてピアノ・リサイタル</title>
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    <published>2010-12-28T04:35:17Z</published>
    <updated>2010-12-27T04:41:25Z</updated>
    <summary>　この日は朝から雪が降っていました。ベルギーはもともと余り雪が降らない国で、過去...</summary>
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        <![CDATA[　この日は朝から雪が降っていました。ベルギーはもともと余り雪が降らない国で、過去でも 15 日間（年間）の降雪が最高でした。今年はこの日ですでに 18 日目の降雪という事で、新記録樹立だそうです。確かに今年は例年に比べて段違いの寒さを感じます。 11 月から既に雪が降り始め、その時点ですでに零下を記録していました。このまま行くと、大変な冬になりそうです。
<br /><br />
　メイセはブリュッセル郊外にある小さな街で、道中が心配されましたが、徐行運転で無事に辿り着く事が出来ました。次に心配されたのが、お客さんがホールへ辿り着けるか、という事でしたが、こちらも問題なく済みました。気温はそれ程低くならず、有難い事に雪は凍結する前に融けてくれたのです。この日はグリーグ、ショパンに加え、再びデュルレの曲を演奏しました。この日、会場には音楽評論家が来場しており、次の日にはサイトにこの演奏会の評論が掲載されました。評論家が来る事は全く知らされていなかったので、演奏会の直後にこの氏に会った時は驚きで心臓が止まりそうになりましたが、運良くも（？）僕の演奏をとても気に入って下さったようで、非常に光栄な評論を頂きました。嬉しい限りです。
<br /><br />
　この日で今年の演奏会は全て終了しました。最後の 1 ヶ月は特に忙しい時期でしたが、無事に乗り越えることができホッとしています。来年はより充実した年になるように、更に努力していきます。
<br /><br />
　話は変わりますが、今週は雪のせいで空港が 2 日程閉鎖されてしまいました。僕は明日ロシアへ発つ予定です。公開講座と演奏会です。無事に飛行機が飛ぶ事を願うばかりです。
<br /><br />
　では皆様、今年も一年間どうも有難うございました。皆様が良いお年をお迎え出来る事を祈っております。そして、来年もまた、どうぞよろしくお願い致します。
<br /><br />
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    <title>12月12日 スホーテンにてピアノ・リサイタル</title>
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    <published>2010-12-27T04:28:34Z</published>
    <updated>2010-12-27T04:41:39Z</updated>
    <summary>　アントワープ郊外のお城にて演奏会が催されました。今年はショパンの生誕 200 ...</summary>
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        <![CDATA[　アントワープ郊外のお城にて演奏会が催されました。今年はショパンの生誕 200 周年で、主催者からの依頼により演奏曲目は全てショパンの、文字通り"ショパン・リサイタル"となりました。この日は夜想曲、即興曲、幻想曲、ワルツ、ポロネーズ、スケルツォ等を演奏し、内容的にもとても充実した演奏会だったと思います。お城の周りは池に囲まれ、とても静かな場所でした。あいにくお天気は良くなく、一日中雨が降っていたのですが、今年のベルギーは「千年に一度の寒さ」が予想され、すでに何度も雪が降っているので、雨はむしろ有難いのかもしれません。ここでは雪が降ると交通網はたちまちに麻痺してしまうのです。。。。
<br /><br />
　偶然にも合唱団の同僚がお城のすぐ近くに住んでおり、演奏会の後は彼らの家でおいしい食事を頂きました。
<br /><br />
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    <title>11月23日 コンティッヒにてピアノ・リサイタル</title>
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    <published>2010-12-14T05:48:04Z</published>
    <updated>2010-12-27T04:31:05Z</updated>
    <summary>　コンティッヒの教会での演奏会です。ＣＤの発売記念という事で、前半は全てグリーグ...</summary>
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        <![CDATA[<p>　コンティッヒの教会での演奏会です。ＣＤの発売記念という事で、前半は全てグリーグ、そして休憩後はチャイコフスキーとショパンを演奏しました。この演奏会の聴き所は、もちろんＣＤに収められているグリーグの抒情小曲集ですが、自分の中ではもう１つありました。後半にチャイコフスキーのバレー音楽「眠れる森の美女－演奏会用組曲」の僕自身によるピアノ編曲版を初演したのです。この編曲はとても好評でした。この日は組曲の中の 1 曲だけを演奏したので ( 今まだ編曲の最中なので ) 、来年 2 月の演奏会で 3 曲に、 3 月には全曲に挑戦します。<br />
<br /><br /><br />
　会場は教会でしたが、暖房が入りとても心地良い温度になっていました。それが仇になってか、演奏の真っ最中にピアノの弦が切れるというアクシデントに見舞われ、一瞬肝を冷やしましたが、幸いにも切れた弦は 2 重弦の 1 本だったので、残りの 1 本で最後の曲まで演奏する事が出来ました。これは生まれて初めての経験でしたが、貴重な経験になったように思います。人生では何が起こるかわかりません。何が起きても動じずに弾き続けられるように心がけたいと思います。<br />
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<br clear="all" /></p>]]>
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    <title>11月14日 ヒンゲネにてピアノ・リサイタル</title>
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    <published>2010-12-02T08:15:50Z</published>
    <updated>2010-12-02T08:19:07Z</updated>
    <summary>　アントワープ郊外の、ヒンゲネのお城での演奏会です。この日は朝から大雨が降り、演...</summary>
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        <![CDATA[　アントワープ郊外の、ヒンゲネのお城での演奏会です。この日は朝から大雨が降り、演奏会日和ではなかったにもかかわらず、会場は超満員となりました。
<br /><br />
デュルレ協会の主催による演奏会という事で、デュルレの曲を多く演奏したのですが、今回は新しい曲に挑戦しました。デュルレの曲には、常に分かり易い題名が付いていて、聴く人にとっては聴き易い曲が多いと思います。「聴き易い」のですが「弾き易い」わけではなく、むしろ弾き難い作曲家の部類に入るでしょう。それ故に万端の準備が必要で、夏休みからすでに練習を始めていました。この日に演奏したのは、「フランダース民謡と舞曲」「アイオロス（風の神）の幻影」などで、題名を見ただけで、思わず聴いてみたくなるような曲ばかりです。最後に弾いた「"母の語った事"によるパラフレーズ」は、デュルレ作品の中でも難曲中の難曲といわれているもので、過去に演奏会で弾いたのはデュルレ氏自身以外にはいなかったそうです。そういう意味でも、とてもやり甲斐のある仕事でした。
<br /><br />
　デュルレの他には、グリーグ、チャイコフスキー、そしてショパンの曲を演奏しました。最後にはスタンディング・オーベーションを頂き、とても感激しました。聴衆はデュルレの曲にかなり興奮している様子でした。彼らにとっては、初めて聴く曲です。知られざる名曲の発見は、我々に「新鮮な驚き」と「発見の喜び」を与えてくれます。今後もこれを続けていきたいと思います。
<br /><br />
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    <title>10月31日オランダにてブラームスの「ドイツ・レクイエム」演奏会</title>
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    <published>2010-11-15T06:26:17Z</published>
    <updated>2010-11-15T06:37:41Z</updated>
    <summary>　今回共演したのは、オランダの「トーンクンスト合唱団」で、ブラームスの名曲「ドイ...</summary>
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        <![CDATA[　今回共演したのは、オランダの「トーンクンスト合唱団」で、ブラームスの名曲「ドイツ・レクイエム」を演奏しました。本来はオーケストラと合唱団、及び 4 人のソリストの編成です。しかしオーケストラ版の他にも、ブラームス自身がピアノ連弾用に編曲した版が存在し、今回は僕とチェルノヴァ女史がそのピアノ版を演奏しました。指揮者はチェンバロ奏者でもあるスマッヘ氏、 4 人のソリストの内の 2 人はベルギー人です ( あとの 2 人はオランダ人とオーストラリア人 ) 。バリトンを担当したベルギー人歌手は、僕と同じ時期にアントワープ音楽院で勉強した仲間で、とても懐かしく再会しました。しばらく会わない間に非常に立派な歌手に成長していて、驚きと喜びでいっぱいです。お互いに若い頃を知っていると、その頃の姿が記憶として残るものです。つまり僕の記憶の中では彼はずっと 20 歳の若者として残っていたのですが、実際に会ってみると既に 30 歳を過ぎた「おじさん」なのです。最初はそのギャップに少し戸惑いました。彼から見た僕も、全く同じ状況なのでしょうが。。。。<br />
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　会場はハルステレンという街にある教会で、超満員となりました。ブラームスのレクイエムは 70 分を越える大曲で、合唱団にとっては難曲でもあるのですが、彼らはベストを尽くしました。演奏が終わると同時に会場の皆が総立ちになり、とても大きく長い拍手。聴衆は最後の 1 音まで物音ひとつ立てずに聴いて下さり、素晴らしい集中力です。演奏会後には教会全体にワインが振舞われ、皆で余韻を楽しみました。多くの人から賛嘆と感謝のお言葉を頂き、とても嬉しく思います。<br />
<br />
　しかし、後日の新聞で指揮者のスマッヘ氏が散々な酷評を受けてしまったのは、とてもお気の毒でした。批評家の書く事は気にせずに、常に「聴衆」のために音楽を奏で続けて欲しいと思います。 <br />
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