アントワープの隣町であるヴィルレイクにある「ステーテリンク城」での演奏会でした。お城といっても小さなもので、名前が書いてなければ、とてもお城には見えませんね。現在1階はレストラン、2階は演奏会場として使われています。ここの演奏会場も80人収容の小さなもので、チケットも2週間前にはすでに売り切れになっていたそうです。それでも、僕達の演奏を聴こうと合唱団の仲間が数人来てくれました。入れないのを覚悟での来場でした。キャンセル待ちに名前を加え、開演直前まで入り口に待たされていましたが、その姿に感動させられ、僕もキャンセルを心から願ったものでした。その願いが通じたのか、丁度その人数分(5人)のキャンセルがあり、彼らはめでたく中に入る事が出来たのです!
今回は普段から弾き慣れているメンデルスゾーンやストラヴィンスキーの他に、新しくドビュッシーを加えての色彩豊かな曲目でした。ところが、プログラムにはドビュッシーの代わりにモーツァルトと載っていて、その曲目説明が2ページにもわたってなされていました。このプログラムを作った司会者に会った時、彼女は嬉しそうに(この人は実は知り合いだったのですが)「このモーツァルトの説明は自信作。完璧よ!随分時間がかかったのよ。しっかり読んでね!」と言われ、その時初めて間違いに気付いたのです。モーツァルトを弾く予定は無い事を伝えたら「。。。。!」言葉を失ってしまいました。企画側は特に気にした様子もなく、「じゃあ司会者が改めてドビュッシーの説明すれば良いわね」。司会者はこの軽率な発言が気に入らなかったようで、随分と長く文句を言っていました。企画から渡された曲目に対してプログラムを作ったのですから、このミスの原因は企画側にあったわけです(ちなみに僕はちゃんとドビュッシーと書いて送りました)。これでは司会者が可哀想ですね。長時間かけて作成し、それとは別に当日話す事も暗記してあったのですから。こちらではこのようなミスが結構頻繁にあります。もちろん僕等にはどうしようもなく、結局準備してきたドビュッシーを弾いたのですが。。。。
演奏会はいつも通りに楽しいものとなりました。今回は共演者のチェルノヴァ女史が風邪をひいていて、演奏中に咽返るという災難もありましたが、お客さんにとってはさして邪魔にはならず、むしろ「人間味があって良かった。ピアニストも咳をするのね。」と、温かい(?)お言葉を頂きました。また、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」で僕達2人の腕が交差する場面が何度もあるのですが、それが非常に面白くエキサイティングだったようです。「すごい!サーカスみたいだ!」などと感嘆の声が聞こえました。好評だったので、おそらく2年後にまた呼んでもらえそうです。
さて、来週は2台ピアノでの演奏会です。2台ピアノは久しぶりなので非常に楽しみにしています。
今回は普段から弾き慣れているメンデルスゾーンやストラヴィンスキーの他に、新しくドビュッシーを加えての色彩豊かな曲目でした。ところが、プログラムにはドビュッシーの代わりにモーツァルトと載っていて、その曲目説明が2ページにもわたってなされていました。このプログラムを作った司会者に会った時、彼女は嬉しそうに(この人は実は知り合いだったのですが)「このモーツァルトの説明は自信作。完璧よ!随分時間がかかったのよ。しっかり読んでね!」と言われ、その時初めて間違いに気付いたのです。モーツァルトを弾く予定は無い事を伝えたら「。。。。!」言葉を失ってしまいました。企画側は特に気にした様子もなく、「じゃあ司会者が改めてドビュッシーの説明すれば良いわね」。司会者はこの軽率な発言が気に入らなかったようで、随分と長く文句を言っていました。企画から渡された曲目に対してプログラムを作ったのですから、このミスの原因は企画側にあったわけです(ちなみに僕はちゃんとドビュッシーと書いて送りました)。これでは司会者が可哀想ですね。長時間かけて作成し、それとは別に当日話す事も暗記してあったのですから。こちらではこのようなミスが結構頻繁にあります。もちろん僕等にはどうしようもなく、結局準備してきたドビュッシーを弾いたのですが。。。。
演奏会はいつも通りに楽しいものとなりました。今回は共演者のチェルノヴァ女史が風邪をひいていて、演奏中に咽返るという災難もありましたが、お客さんにとってはさして邪魔にはならず、むしろ「人間味があって良かった。ピアニストも咳をするのね。」と、温かい(?)お言葉を頂きました。また、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」で僕達2人の腕が交差する場面が何度もあるのですが、それが非常に面白くエキサイティングだったようです。「すごい!サーカスみたいだ!」などと感嘆の声が聞こえました。好評だったので、おそらく2年後にまた呼んでもらえそうです。
さて、来週は2台ピアノでの演奏会です。2台ピアノは久しぶりなので非常に楽しみにしています。


