The pianist, Kiyotaka IZUMI

The pianist, Kiyotaka IZUMI

 
 
 
<<

12月の演奏会

>>

12月7日 老人ホームにて演奏(ピアノ・デュオ)
  アントワープ郊外の老人ホームにて演奏しました。かなり高齢な方が多いと聞いていたので、演奏曲目は有名で解りやすい名曲を選びました。 この選曲が当たったようで、最初に演奏したモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」からすでに一緒に歌う声が響きわたり、 最後に弾いたヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」まで歌声は絶える事がありませんでした。 尤も、聴衆が一緒に歌い出す、というような演奏会は初めてだったのですが。。。。とても不思議であり、しかし楽しい雰囲気でした。 聴衆の反応をじかに感じる事ができ、弾いていた自分も一緒に歌いたい気分になったのです。 ホームの方々は大変喜んでいました。このような演奏会はこれからも続けていきたいと思います。

 2005123101.jpg

12月15日 "合唱団カンタービレ"とのクリスマス・コンサート  
毎年恒例のクリスマス・コンサートでしたが、今回は特に豪華なコンサートとなりました。 というのも、出演が合唱団だけではなく、弦楽四重奏団、そしてマンドリン・オーケストラという 非常に珍しいオーケストラも参加しました。 マンドリンとは、古楽器でリュートやギターのような形と音色を持った楽器です。 その奏者が14~15人集まりオーケストラを組織するのですが、これが何とも素晴らしいアンサンブルなのです! それぞれの団体が別々に演奏し、最後に皆が一緒に演奏したのですが、これはとても感動的でした。 マンドリンとピアノが一緒に演奏するという事は今後2度とはありえないでしょう。

 2005123102.jpg

12月10日、17日、18日 フランダース交響楽団演奏会 (ブリュッセル、ブルージュ、アントワープ)  
フランダース交響楽団はブルージュを本拠とするオーケストラです。フランダースとは、ベルギーの北部を指します。 アントワープをはじめ、ゲント、ブルージュがその地域にあたります。 「フランダースの犬」という物語が有名ですが、これはアントワープが舞台となっています。 また、音楽史に出てくるルネッサンス時代の作曲家オケゲム、ギョーム・ド・マショーなどを含む 「フランドル楽派」をご存知でしょうか?「フランドル」はオランダ語で、英語にすると「フランダース」となるのです。 その当時はベルギー北部は音楽史上、重要な地域でした(実はその時ベルギーという国はまだ存在していませんでしたが)。  話をオーケストラに戻します。今回僕は「チェレスタ」という楽器で参加しました。 写真の右側に写っているのですが、見えますでしょうか?拡大した写真もあるので、そちらもご覧下さい。 チェレスタは鍵盤楽器で、ピアノよりはるかに小さく鍵盤の数も少ないのですが、とても繊細で美しい音色を持っています。 オーケストラの中に入って演奏するのはもちろん始めてだったので、リハーサルではとても緊張しました。 オーケストラ楽器の難しいところは、休み(休符)が多いという事です。 ピアノでは、最初から最後まで1人で弾き続けるので、休むという作業がありません。 今回のチェレスタ演奏では、15小節以上の休みが頻繁にあり、休みの間楽譜をずっと追い続け、 正しい場所に正しいタイミングで入らなければならないのです。それがこれほど難しいとは知りませんでした。 1つ新しい事を学びました。  演奏会は問題なく無事に終わりました。ベルギーの主要都市3箇所で弾く事ができ、貴重な経験をしたと思います。
  これが今年最後の演奏会となりました。振り返ると、一年があっという間に過ぎてしまったような気がします。 来年は今年以上に練習を重ね、精進して行くつもりです。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。 そして、来年もどうぞよろしくお願い致します。

 2005123103.jpg 2005123104.jpg
2005年12月31日 和泉清孝
rss2.0
movabletype
Copyright(c) Kiyotaka IZUMI,Kunitachi-gakki.co.jp All Rights Reserved.