The pianist, Kiyotaka IZUMI

The pianist, Kiyotaka IZUMI

 
 
 
<<

アントワープ王立美術館でのピアノ・デュオコンサート、モルツェルの教会でのミサ

>>

6月10日に王立美術館でミニ・コンサートをやりました。
共演者はロシア人のポリーナ・チェルノヴァでピアノが1台しかなかったので、連弾でやりました。 夜ではなく夕方のコンサートだったので、楽しく軽快な曲を選びました。 グリーグのノルウェー舞曲やドヴォルザークのスラブ舞曲など。 今回は日本の曲は弾きませんでした。連弾用に編曲する時間が無かったので。。。 あいにくと少なめのお客さんでしたが、それでも楽しんでもらえたようです。 主催者の方から、また来年もお願いすると言われました。 初めて気付いたのですが、世界の民族舞曲の多くはピアノ連弾用に書かれているのです。 ブラームスのハンガリー舞曲もピアノ連弾(もしくはオーケストラ)ですし。 2人で弾くとその分多くの音が出せるので、オーケストラの曲も多数編曲されています。

2005062301.jpg

19日はモルツェル市のヘイリッヒ・クラウス教会でのミサでした。 さっぱりしてきれいな教会でした。 中はとても暖かく(教会には珍しく)、なぜか今回はとても短いミサでした。 普段は1時間半はかかるのですが、今日は50分でした。 今までの経験から言える事ですが、ミサでは常に予定通りに儀式が進むことは、余りないのです。 これは演奏者側から見てですが。つまり、最初に教会からプログラムをもらいます。 そこには、いつ、どの曲を弾くかが書かれています。 それを指揮者が辿りながら演奏するのです。 ところが、本番になって突然予定が変わる事があります。それもミサの最中にです。 それは儀式の進み具合によるのですが。今日ももらったプログラムの4分の1がカットされました。 その時は指揮者も半分わけがわからず、かろうじてミサの流れをつかみながら別の曲に移っていきます。 それでも指揮者はミサの儀式用語を知っているのでまだ流れを辿れるのですが、僕は全く知らないので、たまにちょっとしたアクシデントが起きます。 先月のミサで、僕はプログラムを辿っていて、違う曲(つまり予定されていた曲)を弾き初め、あわてて止まったことがありました。 指揮者とのコンタクトがとても重要なのです。 今は1曲弾き終わる毎に次の曲を確認しています。 かというと、合唱団の用意する楽譜にミスがあったり。。。。 今日それが起きました。ミサで弾いていたら突然左手のパートが消えたのです。 印刷の仕方が悪くて、下の部分が写っていなかったのです。 一瞬冷や汗が出ましたが、知っていた曲だったので、無事に済みました。 いずれにせよ、ミサは常に崇高な儀式です。 僕もオルガンを弾かせてもらい、とても貴重な経験をしています。 これはヨーロッパの文化の起源ですから。

 2005062302.jpg
2005年06月23日 和泉清孝
rss2.0
movabletype
Copyright(c) Kiyotaka IZUMI,Kunitachi-gakki.co.jp All Rights Reserved.